国民年金基金 とは
2018/05/07
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国民年金基金 とは
(こくみんねんきんききん)
自営業者など、国民年金の第1号被保険者を対象に、老齢基礎年金に上乗せして給付を行い、老後の所得保障を充実させるため、平成3年に創設されたのが国民年金基金です。
国民年金基金の加入は任意です。
全員が加入する1口目と希望に応じて選択する2口目以降があり、口数に応じて掛金を納めます。
掛金は社会保険料控除となります。
国民年金基金は、厚生大臣(当時)の認可を受けた公的な法人で、47都道府県に設立された「地域型基金」と25の職種別に設立された「職能型基金」の2種類があります。
地域型国民年金基金
地域型国民年金基金は、平成3年5月に全国の47都道府県で設立されました。
地域型基金に加入できるのは、同一の都道府県に住所を有する国民年金の第1号被保険者の方です。
職能型国民年金基金
職能型国民年金基金は、25の職種について平成3年5月より順次設立されました。
職能型基金に加入できるのは、各基金ごとに定められた事業または業務に従事する国民年金の第1号被保険者の方です。
地域型と職能型の2つの形態が設けられていますが、それぞれの基金が行う事業内容は同じです。
なお、加入する場合はいずれか一つの基金にしか加入できませんので、どちらかを選択することになります。
国民年金基金の加入員は、国民年金の付加保険料を納付することができません。
また、国民年金保険料の免除や納付猶予を受けている場合には、国民年金基金に加入することはできません。