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知ってる? 意外と手厚い国民年金の仕組み

      2016/12/04

国民年金には保険のような機能があるってどういうこと

国民年金には、想定外のリスクに対応できる保険のような機能もあります。
ここでは、公的年金制度の基礎となる国民年金を、保険という視点から見てみましょう。

人生には、さまざまなリスクがあります。
高齢になって働けなくなる、病気や不慮の事故で障害を負ってしまう、家族の大黒柱が亡くなってしまう、そうした「人生のリスク」に備えるためには、生命保険や医療保険に入ったり、貯蓄をしておけばいいという考え方もあります。
しかし、その生命保険や医療保険、貯蓄が「いつ」「どれだけ」「いつまで」必要なのか、それは誰にも分かりません。

まだ若いから大丈夫と思って生命保険には入らない。自分は長生きしないから老後の備えはいらない。
自分がそう思っていても、その通りにならないことは当然ですよね。すべての人が、あらゆる事態を予測し、十分に備えておく事は不可能なのです。

このような「人生のリスク」にすべての人が備えられるように、つまり保険としての考え方で、日本では国が公的年金制度が運営されているのです。

「人生のリスク」と国民年金

年金は、一般的には老後の生活資金として考えられていますが、実際には以下の様な「人生のリスク」に対応できる仕組みになっています。

病気や怪我で障害を負うリスクには障害基礎年金

国民年金の加入中に、病気や怪我などで一定の障害を負った場合、障害基礎年金が支給されます。

一家の大黒柱が亡くなってしまうリスクには遺族基礎年金

年金受給者や被保険者が亡くなった場合には、配偶者か原則18歳までの子に遺族基礎年金が支給されます。

予想より長生きするリスクには老齢基礎年金

65歳から老齢基礎年金が支給されます。
自分が何歳まで生きられるかはわかりませんから、想定よりも長生きして貯蓄が底をついてしまったり、逆に全く貯蓄を使わないうちに亡くなってしまう可能性もあります。
国民年金なら、どれだけ長生きしても一生涯支給され続けますので、貯金と違って、予想より長生きするというリスクに対応できます。

国民年金は国が運営する保険

国民年金は、国が運営する生命保険のようなものです。
国民年金は、生涯にわたって受給することができます。また、物価変動や賃金上昇などの経済変化に比較的強い仕組みです。
また、受けられる給付に対する保険料のバランスは、民間の保険では実現できないような好条件になっています。

つまり、国民年金は、すべての人に保険の機能を提供する仕組みであると言えるでしょう。

 - 国民年金の基本